ユニバーサルeスポーツ体験会№6 重症心身障がい児特化型児童デイサービス
いころさんには、体験会までに、参加されるお子さんたちの障がいが様々なことと、それぞれの”認知”がどのくらいのものなのかをつかむため、2回ほどヒアリングに伺いました。
【わかるがわかる】
ユニーズでは、お子さんが”わかっていることがわかる”をゲームを通して、ご家族や支援者の方々に届けたいと活動しているのですが、
やはり、それは初めて会ってすぐに可能なことではなく、時間をかけて、そのゲームになれていくことも必要と感じています。
なので、今回はまずはみんなで”楽しむ”に注力して最初から盛り上げていきました(笑)!
今回は
・パソコンに繋いで遊ぶ。
・視線入力で遊ぶ。
・電池で遊ぶ。
という感じで分けて、子供たちが飽きないような流れを作りました。
舞台がまわる、”八時だよ全員集合!”みたいな机運びです(わかる人同年代です(笑))
まずは、ゲームが大好きな男子!弱視もあるので会場は暗くして画面を明るく見やすくしました。
子供たちのご指名で、いころの田中代表(この日は田中さんが二人(笑))と対戦!大盛り上がり!
次は、視線入力チーム!まずはスタッフの理学療法士さんが挑戦!
りんちゃんは、事前打ち合わせでも上手に視線で風船を割りました。
みんな続々挑戦!
次は電池で動く電車に、お菓子をのせ、
”iPadも斜めにしている間だけ電車が走る”
という設定にして
友達の前で、iPadを平らに持ち、電車を停めてあげないとお菓子が食べられない・・・・という設定(笑)
これはiPadのアプリと電池が連動していることで可能な連鎖ですね!こちらも大盛り上がり!
最後は、みんなの感想を聴こうとおもったら・・・・
急にみんな下を向いて目をあわさない・・・・(笑)
そこはすかさず、田中先生がみんなをうまく笑わしてくれて、ついつい顔を上げてわらってしまい(笑)
無事インタビュー終了!
本当に、笑いの絶えない楽しい体験になりました。
いころの田中代表から ”この子がわかっているのがこんな形でわかるなんて本当に嬉しいです!視線入力の機械欲しいです(笑)”
と、いうお話をいただきました。
私たちは、いろいろな情報が飛び交うこの時代に生きていますが、本当に必要な情報が、必要な人に届くことは、簡単なように思えますが
実は、情報が届いていないことにすら気が付いていない、可能性がありながら、可能性があることにさえ気が付くことができていない。
そんなことがたくさんあるのかもしれません。
必要な情報を必要なかたへ、その子の、その人の、セカイを見つけるために、出発点に慣れたらなと思います。